このページでは、これまでのあたみマルシェをきっかけに生まれた、
様々な動きや取り組みを紹介します!
今回ご紹介するのは…『伊東正明』さん。
(過去の出店者紹介はこちら→vol.2,vol3,vol.6)
みかん灰を使った陶器の作家さんです。
伊東正明さんは、マルシェがきっかけで、
マルシェ以外にも熱海の方に作品を手に取ってもらう機会が増えたそう。
熱海での販路が広がり、現在、熱海銀座商店街にあるCAFÉ RoCAでも
商品を展示・販売しています。
CAFÉ RoCAに置く様になったきっかけも、
カフェのスタッフがマルシェで作品を見て気に入り、
店に置きませんか、と言ってくれたことだそう。
CAFÉ RoCAだけでなく、熱海では現在、ギャラリーSOOKOやリゾーピア熱海でも
作品の販売を行っている伊東さん。
リゾーピア熱海に作品を置いてもらうようになったきっかけも
あたみマルシェだったとか。
マルシェに来ていたリゾーピア熱海の担当者が
伊東さんの作品を気に入り、声を掛けたそう。
マルシェには第2回から全て参加している伊東さん。
伊東さんの作品に使われているみかん灰は地元、湯河原・熱海・真鶴などの
みかんの剪定した枝葉を使っているそう。
そのみかん灰を使い、焼き物の釉薬を作っています。
みかん灰は鉄分が多く、青みの強い色になるのが特徴。
自分の作品は地味だけど、
使っているうちに良さに気づいてくださる方が多いんです、
と語る伊東さん。
マルシェで買った食器を生活の中で使ううちに更に良さに気づき、
後日追加注文の電話をかけてくれるというお客さんも多いそう。
ちなみにお客さんの9割以上が女性。料理好きの人が多いとか。
そういった人にも選んでもらえることはとても嬉しい、と言います。
そんな伊東さん、新たな試みとして始めたのは
湯河原の特産「小松石」を使った陶器。
天皇の墓石にも使われているという小松石の粉末から作った釉薬を使って
作られた陶器は小豆色に近い独特な風合いを醸し出していて、
南瓜や緑の野菜が映えます。
小松石を使った作品は、今回のマルシェにも数点持ってきてくれるそう。
マルシェでは、販路が広がっただけでなく、
作家さん同士の横のつながり・交流も広がったそう。
そういった繋がりが生まれるのもマルシェの楽しさだという伊東さん。
お客様に伝えたいことは、と伺うと
「手作りのものを生活に取り入れている人はまだ少ない。
食器だって選ばなければ100円で買えてしまう時代。
そんな中でも、値段の違い・手作りの良さを感じてほしい。
安いものをただ沢山買って使うのではなく、ひとつでも、
大事に出来るものを生活に取り入れてほしい。」
と手作りのものへの想いを語ってくれました。
ぜひマルシェでもCAFÉ RoCA(熱海銀座商店街)でも
伊東さんの手づくりの作品を手にとってみてくださいね。
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