【マルシェStaffインタビュー No.4】荒木三紗子

このページではあたみマルシェをつくる人たちの素顔を紹介します!

今回インタビューしたのは、第7回から第9回まで運営リーダーを務めた、
荒木三紗子さんです!

熱海に移り住み、必死に駆け抜けた半年間を振り返るとともに、
マルシェのこれまでとこれから、
そして自分自身のこれまでとこれからについても語りました。

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Q.熱海に来たきっかけを聞かせてください。
熱海に来る前、大学のゼミで世田谷のまちづくりに関わっていたのですが、
助成金に頼った単発的なイベントしか実施できていなくて、
「これって本当に地域の為になってるのかな?」と疑問に感じました。
そんな、もやもやとした気持ちから
「実際にまちづくりを仕事としている人のもとで働きたい」
という思いが生まれました。
そんなときに見つけたのが、海辺のあたみマルシェを運営している、
NPO法人atamistaのインターンでした。
住み込みの長期インターンということもあり、親には猛反対されたのですが、
必死の説得の末に単身熱海に飛び込みました。

Q.やっていて良かったことはなんですか?
回数を重ねてくうちに、だんだんとマルシェが地元の人に認められていって、
マルシェの会場でもある、熱海銀座商店街にも
「頑張ってね」とマルシェを応援してくれる人や、
マルシェのポスターを喜んでお店に掲示してくれる人が増えていったことが
本当に良かったなと思います。
何よりもマルシェに足を運んでくださった方が、
マルシェの出店者さんと楽しそうに話している様子を見たときには、
自分達がマルシェの開催の為に毎回地道にやってきた仕事は
本当に無駄じゃなかったんだなと思いました。
そんな出店者や地元の人、運営スタッフが繋がる瞬間をつくっていくことが
運営リーダーの仕事であり、醍醐味なんだなと感じています。

Q.マルシェを行っていてつらかったことはなんですか?
初めて運営リーダーを務めた11月のマルシェで、
イベントの3日前に備品運びをしていて怪我をしてしまって…。
意識が朦朧とするくらい怪我が痛くて、周りのスタッフがすぐに対応してくれて
大事には至らなかったのですが、数日右腕が思うように動けなくなってしまいました。
運営リーダーなのに思うように動けないことが自分でもとても情けなくて。
ちょうどその時期は、マルシェとは別の仕事も抱えていたということもあって
精神的にも体力的にも大変な時期だったので、とてもつらかったです。
でもその中で、周りの運営メンバーが自分の仕事を分担して手伝ってくれたことが
が本当に嬉しくて、無事マルシェ当日を終えた後、
思わず色んな思いが溢れて号泣してしまいました。

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Q.これまで3回、マルシェを運営してきて、心境的な変化はありましたか?
熱海に来るまではイベント運営とかしたことがなくて、
初めはがむしゃらに目の前の仕事をこなしていました。
運営リーダーは役所や警察への申請、備品の調達、実行委員の取りまとめなど
たくさんの人と関わることが多いうえに資料作成など地味な仕事も多かったです。
でもそのうち、仕事に慣れてきて、ただ淡々とこなす様になっていました。
そんなときに、atamistaの代表に、
「運営リーダーの仕事ってそれだけじゃないよね」って言われたんです。
リーダーとしても視点の低さに気付かされました。
それからマルシェのあり方・どうなってほしいのかとか考えるようになって、
運営メンバーみんなに呼びかけて、マルシェの目的・アクションを考え直しました。
そこで改めて皆で同じ方向を向くことが出来て良かったと思います。
マルシェを通じて、リーダーとしての自覚や事業を回していくということ、
周りを巻き込むことを学べたかなと思います。

Q.荒木さんにとってマルシェとはなんですか?
まさに「新しいチャレンジや繋がりを生み出すきっかけを作る場所」だと思います。
ただの集客を目的としたイベントではなく、
マルシェをきっかけに、出店してくれた方が
起業や商品企画などの新しいチャレンジをする場所。
そのためのファンづくりや地域のサポートを生み出す場所。
それが、マルシェなんだと思います。

Q.これからどんなマルシェになってほしいですか?
あたみマルシェを通して、熱海でチャレンジする人がもっと増えてほしいと思います。
そのために、これからマルシェの規模や頻度も見直していくべきだと思います。
マルシェがより日常に近くなって、作り手さんやその素敵な商品との感動的な出会いを
たくさんの人に味わってもらえるようになったらと願っています。

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Q.第9回マルシェを振り返ってどうですか?
第9回のマルシェは、自分含めて運営に関わるのが最後になるメンバーが何人かいて、
絶対に成功させたい、という気持ちがありました。
でも当日は悪天候で、マルシェは予定よりも早く打ち切りになってしまいました。
これまで準備してきた分、やりきれない気持ちは強かったです。
それでも、マルシェを一緒に運営してくれる仲間を沢山引き入れて、
これからのマルシェに繋がる流れを生み出せた、この第9回のマルシェは、
とても意義のあるものだったと思います。
マルシェが終わった後、皆の気持ちや雰囲気も前向きで、
次は何をやろうと皆がわくわくしている空気感、
どんな新しいことが生まれるんだろうという期待感はとてもいいなと思います。

Q.運営リーダーを卒業するにあたって今の心情を聞かせてください。
これから就職活動でしばらく熱海から離れることにはなるけれど、
これまでの7ヶ月間は人生観・価値観に本当に影響を与えてくれたと感じています。
インターンを始めるときに「都市と地方をつなげる仕事がしたい。」という思いを
代表に話していたのですが、7ヶ月、色々な経験をして、
やっぱり自分がやりたいことは変わっていないんだなと、
改めて気付くとともにその思いに自信が持てました。
地方で頑張っている人たちを、都市の持つ力と繋げたい。
地方のいいものを、都市に暮らす沢山に人に知ってもらいたい。
熱海に来たことで、ますますその気持ちが強くなった様に思います。
これまで本当にどうもありがとうございました。

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