【マルシェStaffインタビュー No.3】市来広一郎

このページではあたみマルシェをつくる人たちの素顔を紹介します!

今回は、副実行委員長の市来広一郎さんにインタビューをしました!

NPO法人atamista代表としてマルシェ立ち上げに深く関わり、初代実行委員長も務めた市来さん。
マルシェに込めた思いや、マルシェを通して実現したい熱海の姿を聞いてみました。

Q.まずはじめに、市来さんの考えるマルシェの目的を教えてください。
「きっかけをつくること」が一番の目的です。
お店を始めたりアトリエを開いたりするきっかけをつくる場でありたいと思っています。
やってみてわかりましたが、お店を始めたり経営していくことは本当に大変なこと、
特に、続けていくことが大変です。
その、本当に大変な部分のその一歩手前のきっかけを作ることで、
そうしたお店を開くというチャレンジがしやすくなるんじゃないかと思います。
だからマルシェを通してそういう土俵を作ることで、
ちょっと頑張れば出来るかも、と思う人を増やしたいです。
マルシェがきっかけとなって、
熱海の街なかでお店を出したり、アトリエを持ったり、住んだりする人が
増えていくことが最終的な目的です。

1622467_291914017633089_945525259_o

Q.そのような目的から生まれたマルシェですが、
ここまで1年以上続けてきて一番変化したと思うことはなんですか?

一番変わったのは「何かが生まれる空気」だと思います。
“ここの場から新しいものが生まれるんだ”っていう空気感が出てきたこと。

それから、大きく変わったのは「繋がり」。
それまで自分の周りの繋がりしか持っていなかった人たちが、
マルシェを通じて、横に繋がることで、新しいことが出来る可能性が広がっています。
勿論、出店者さんたち同士が繋がるだけでなく、自分達もマルシェをきっかけに、
出店者さんやマルシェに関わる人たちとの繋がりが更に広がっていて、
それによって自分たちの可能性も広がっていると感じています。
更に、今ではマルシェの会場である熱海銀座商店街の人たちにも
そういう雰囲気が広がっていっていて、本当にすごく大きな変化を感じています。

出店者さんの中には、他の出店者さんとの横の繋がりが生まれた人だけじゃなく、
熱海というマーケットに可能性感じてくれている人、
熱海でなら何か面白いことをやれるんじゃないかと感じてくれる人も増えたと思います。

Q.今回でマルシェも第9回を迎えますが、やっていて良かったと思った瞬間はありますか?
一番最初のマルシェのときは本当に感動しました。
銀座通りが人で溢れている…!!って。
そんな光景、見たことがなかった。あれは涙が出そうになりました。
普段はあまり人も歩いていない様な商店街なのに。
本当に、形は違えどこういう風景が日常になったらいいなと感じました。
それと同時に、やっぱり道路は車のものじゃなくて人間のためのものだよねと思いました。

10669297_377363699088120_5662510367445157613_o

Q.では、逆に大変だったことは何かありますか?
やっていて大変だと思うのは、
自分たちがマルシェをやっている意図を周りの人たちに伝える事です。
特に、地元の人や、マルシェに直接参加していない人に、
“何故マルシェをやっているのか”ということを
上手く伝えることが難しいなって思います。

その中で、意識しているのは相手に繰り返し伝えることです。
それから、色々な形で相手との接点を増やすことはすごく大事だと思っていて、
講演会(五六市講演会レポート参照)とかを開催して、
色々な形でマルシェについて一緒に学んだり考えたりしています。
そういう形で共通認識・共通言語を作っていくことが大事だなと思っています。
やっぱりまちづくりを専門にやっている自分たちと、
そうでない人ではどうしても持っている情報も違います。
その違いがある状態では、同じことを伝えたとしても伝わらない部分はあると思うんです。
でも、だからこそ一緒にマルシェに関して学んだりして共通認識を作ることで、
相手に伝わる部分、理解してもらえる部分は増えると思っています。

10258766_10153132913411974_632217809469466184_n

Q.これからマルシェを通して目指すことや実現したいことはなんですか?
新たにお店を始めてみたいという人が、
“まずはマルシェに出店してみよう”と思ってくれる様な場になることです。

何も知らないまま、少ない情報だけで熱海で1人でお店を始めようとしても、
その状態でお店の場所決めたりいろんなことを決めたりすると、
いざ熱海でお店出したときに、思っていたのと違った、
といったことになってしまう可能性があります。
だから、熱海でお店を始めたいと思っている人にとって、マルシェが、
“熱海のどこでどんな人に向けてお店を出せばいいのか”といったことを
掴むための場にしてほしいし、もっとそれを目的に出店してもらえるような場に
していきたいと思っています。

それから、マルシェを通して、
道路や公共空間のあり方にもっとチャレンジしていきたいです。
やっぱり道路は人間のためのものだと思うんです。
それから、道路だけじゃなく、公共空間、公園のあり方にもチャレンジしていきたい。
このまちの公園はあまりにも公共空間として貧弱だと感じます。
公園をはじめとした、人が憩う空間のあり方を問う場、
そして、人が憩う空間を、熱海銀座商店街のような街中に作っていくための
実験の場としてもマルシェを使っていきたいです。

1956704_377363079088182_5433103135183023547_o

Q.最後に、第9回マルシェへの意気込みを教えてください。
第9回のマルシェは新しい出店者も多いので新たな出会いが楽しみです。
熱海銀座商店街の人たちも回を重ねるごとにマルシェを楽しみにしてくれています。
多くの、チャレンジしたい人を、まちとして皆Welcomeに思っているということが
出店者にも伝わってくれるといいなと思います。

Share on Facebook